就労移行支援の事業所ごとの売り上げを予想してみた

就労移行支援はどこからお金が入ってくるのか?
厚生労働省からお金が出ている(まぁ、早い話が税金ですね)

良い就労移行支援もあれば、悪い就労移行支援もあるのも確かです。

目次

私の通っている就労移行支援の事業所は良い部類に入ると思っています

税金で成り立っているので、通っている利用者の人数ですべて決まる。
就労移行支援の事業所が成り立っているという事は、これだけ障害者の数が多いという事です。

私は昨年度の収入が微妙に多かったので一月間で9,300円で就労移行支援に通わせてもらっているのですが、普通はほぼ90%以上の方は無料で通っています。

そして、利用した回数分だけ、事業所の売る上げになるんですね。まぁ、就職させた実績も関係とかもあるとは思います。

ですので普通にキチンと通所してもらわないと、売り上げも落ちる。

就労移行支援の事業所の売り上げは?

私の場合は2023年4月は19日間の通所だったので 単位数 1,128円 × 19日 = 21,432 円
って言う具合に計算できる。

その他、諸々の単位数とかも合わすと合計 260,467円 になり、そこから自腹で9,300円引くと国から
251,167円の給付費が出ています(私自身、税金に支えられていると思うと…なるべく早く仕事を決めたい)

しかし、利用している人の全てが私の様に平日は通所している訳ではないので、単純に人数分だけ掛けても意味はない。

例えば25人の人がそこの事業所を利用して、平日の日はすべて通所したら?

260,467円 × 25人 = 6,511,675 円 の売る上げになる(だから、売る上げの下がっている事業所は、なるべく休まずに通所してほしいのです)

そこから指導員の人件費と事務所の維持費を引いたのが、売り上げですね。

支援員の給料が一人当たり250,000円として5人いることにする。事務所の維持費は、はっきりとした金額は分からないが
2,000,000円とする。

250,000 × 5人 + 2,000,000 = 3,250,000 円

売り上げから差し引きすると

6,511,675円 ー 3,250,000 = 3,261,675 円

この金額は利用者が平日にすべて通所したとしての金額なので、実際はさらに少ない売る上げになる。

私自身の感覚だが平日に通所しているのは4~5人ほどです。その他の人は週に1回か2回ほどの通所。
まぁ、体調とか精神上の調子が悪い人もいるので仕方ないところ。無理やり通所させるとパワハラになる。

260,467円 × 10人として計算すると

260,467 × 10人 = 2,604,670円

2,604,670 ー 3,250,000 = ー645,330 (赤字です)

事務所の維持費がもっと安くなると考えたら(例えば事務所の維持費が1,000,000円とする)

2,604,670 ー 2,250,000 = 354,670 (やっと黒字)

事務所の維持費ってそんなに安くなるとは思わないけど、100万円としてやっと利益が35万円と少し?

支援員のボーナスとかもいるので、

利益の350,000 × 12カ月 = 4,200,000円 (年間の利益420万)

年に2回のボーナスを引くと 

支援員の年間のボーナスを100万とする(例えばの話です) 従業員5人で計算)

4,200,000円 ー 5,000,000円 = -800,000円 (やはり80万円の赤字になります)

 

なかなか懐事情は厳しい就労移行支援なのか?

私の通っている就労移行支援の事業所はおそらく赤字?なのでは?
確かに他の事業所が黒字だったら良いのかも知れないけど?

しかし、就労移行支援は他の企業もあるので、競争も激しそうです。
税金のことは出てきていませんが、当然ですが事業所も税金がかかってきますしね。

ざっと、通ってみた感覚でこの記事を書いているのですが、実際はもっと儲かってった?
って言う事があるのかないのかは、経営者でないと分からない。

利用者が就職すると売り上げも上がるとは思う…。

就労移行支援は2年間しか利用できない

就労移行支援の事業所の売り上げを伸ばすには2年間という長い間、休まずに通所して、2年たったら即就職してもらうのが就労移行支援側にしてみたら、一番!儲かる。

想像ですよ。あくまで…

この記事を書いた人

生まれも育ちも兵庫県です。
2022年、病気が原因で退職する。脳腫瘍で約半年入院、退院してからも約半年はリハビリ生活。趣味だった車の運転は出来ないけど、運よく元気で生きています。
健康に生きていける事こそが、一番の節約になると最近になってやっと気がつく。
これからの人生は好きに生きていく事。会社の人間関係とか悩むのは、もうそろそろ辞めよう。

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